2012年7月31日火曜日

コンセホとのミーティングなどなど


こんにちは。いのうえです。慌ただしかった7月も最後の日となりました。もう事務所は閉まっているのですが、みんなINAというこちらの職業訓練機関が主催する人間関係についての研修に行っています。ただでさえ忙しいのにこちらの人はみんな勉強好きです。こうした研修を受けてもらう修了証を集めるのが趣味のような人がいるようです。

さて、今日はかねてから予定してた国家リハビリテーション審議会のペレスセレドン支部の人とのミーティングが朝からありました。これまでのコンセホがやって来た当事者支援をKaloieプロジェクト以前まで遡っておさらいするところから始まったミーティングでしたが、草の根のプロジェクトになって事務所も新しくなったので、新たに関係を作り直そうというのがポイントだったかと思います。コンセホとしてはこれまでと同じように関わって行きたいという意志ははっきりわかったのですが、このプロジェクトが終わった後の出口をちゃんと考えてやってほしいということも釘を刺されました。定期的に会合を持つことを決めて今日のミーティングは終了しました。












さて、午後はコーディネート作業のつづきです。アレックスが仕上げたものを、利用者分と介助者分に仕分けていきます。


途中から介助に入る介助者の人にも手伝ってもらって完成。「アテンダント」という呼び名はメインストリームで使っていても、他で通用するとは限っていないので、ぼくは「介助者」をメインに、後「ヘルパー」だとか色々使い分けていますが、ここで働いている人たちは何かほんとにぼくらがやっていることのコピーなので、つい「アテンダントさん」って呼んでしまいそうです。

2012年7月30日月曜日

月末はコーディネートです。


こんにちは。写真は、Skypeで日本とつないで盛りあがってるところです。何だかこちらの人がそっちにいるのが、めちゃへんな感じです。

さて、今日わざわざSkypeで話をしたかったのは女性の介助派遣も始まるので、先日の介助者研修で終了した人の中から誰を選ぶかを話したかったからです。これまでそうしたことは、介助派遣チームだけで決めていたのですが、先日からの反省でこうしたことも全部スタッフ会議で決めることにしたからですね。ちょっとややこしい話しもあったのですが、案外すんなり決まりました。


男性だけで始まった介助派遣、先月分はアレックスがぜんぶ一人でやったのですが、今月からは彼がやったやり方をぼくたちも聞きながら、アレックスがいなくても誰かができるように引き継いでいます。アレックスは、5人の介助者が平等に時間を配分するようにかなり気を使っていました。















ルイス・アルベルトがこんなものを開発。介助者が入った時間を入力すると自動的に時間数が計算できるようになっています。


朝の会議で、最初の予定では9月から始める予定だった女性の介助派遣を、来月から開始することに。まずウェンディのところに2名の女性介助者が派遣されます。

2012年7月25日水曜日

いってらっしゃい!


こんにちは。今日のペレスセレドンは晴れてどんどん気温が上がって、ものすごく暑くなっています。今日は、グァナカステというニカラグアに近い地域がコスタリカに併合された日ということで休日になっています。この事務所では、ウェンディとアレックスがこの地方の出身です。

さて、日本でも準備が進んでいると思いますが、ジゼルとスサーナが日本でのピアカウンセリングのリーダー研修のために出発しました。今晩サンホセに一泊して、明日早朝メキシコ経由でそちらに向かいます。見送りの写真をいくつかあげておきますね。

















昼前のバスを見送った後、残ったメンバーは、1994年から1998年まで大統領をつとめたホセマリア・フィゲレスという政治家の主催するタウンミーティングに顔を出しました。フィゲレスは2018年あたりの大統領選を狙っているそうです。VIAというプロジェクトを提唱していて、ちょっと聞いた限りでは色んな人の知恵を出し合って政治をつくりだす。オープンソース的な政治を目指しているようです。マイノルが会場の参加者の一人として障害者の社会参加がまだまだ足りていないことを訴えたのですが、彼によるとこの政治家は現在のチンチージャ大統領と同じ国民解放党に所属し、信頼に足る政治家だそうです。









8月5日はビンゴやります


今日は朝から日本とSkypeで話せて嬉しかった〜。陽子さんが日本に行っちゃったので、よく考えると先週の木曜日から日本語しゃべってなかったんですよね〜。

さて、お伝えしたように今日の午前は、この地域の障害者が集まっての会議です。来月5日の日曜日にビンゴ大会をやるので、その準備のための会議です。

このセンターの活動も活発だけれども、それ以外のここの地域の人たちもみんな元気です。みんな何らかの質問や意見が出て、みんな積極的に参加してイベントを作ってい行ってるのがわかります。マイノルが全体をちゃんと仕切ってリーダーシップを取っているのも頼もしいです。


午後は、ジゼルとスサーナが日本に行くので、日程をずらして開催のスタッフ会議。重要な決め事はすべてこの会議でということが、もう浸透したようです。今日の議題は先日から懸案になってて、持ち越していたいくつかの事を話し合いました。介助派遣が始まって、とくにマイノルとジゼル夫妻とルイス・エルナンとデレのカップルのところで家族介助とと介助者の介助の境目がよくわからなくなっていることや、ハナが面接に行けなかったので、代わりに誰を日本行きに推薦するか、介助派遣に関する、細かい延長や、交通費の問題などを話し合いました。もう少し白熱するかと思っていたのですが、意外にみな冷静に話していました。












スサーナがいつも乗ってる車椅子のバッテリーがすぐなくなるので、先日ルイスHが日本のメンバーにもらった車椅子を借りて日本に行きます。試乗して細かい調整中。海を渡った車椅子がまた帰って行きます。いよいよ、明日サンホセに行き、その翌日日本行きの飛行機に乗ります。お世話になります。諸々よろしくお願いします。

2012年7月23日月曜日

活動計画作成


こんにちは。

金曜日はぼくとルイスH以外、大半のメンバーはお休みだったので、3連休で週明けはみんなリフレッシュしています。しかし週が明けてもまたたくさん予定が詰まって忙しい日々がつづきます。

今日は朝礼の後、ウェンディとマイノルが中心になって、コンセホに提出する来年の活動計画を作っています。これを基に予定の調整や資金的な援助を求めたりします。この作業はこの2人が相談しながら仕上げていて、このグループの頭脳はあらためてこの2人だと認識しました。


会議の途中でコンセホのマルコス氏登場。最近はガレージに大きな机を出してみんなここで作業することが多いのですが、そうすると、関係する省庁の人がふらっと来てくれることが多いです。そうして立ち話っぽいのかなって思っているとけっこう重要な話をしている。今日は、マルコスから今度、会議ではなくコーヒー飲みながら関係者でフランクに話す日を設けましょうという提案。来週この事務所でそれをやることに決まりました。












そうこうするうちに、ジェレミーくん昼の介助を終えていったん帰ります。こうして制度の書類を書いて終わるのが日常になってるのがまだなんか不思議。


今日はさらにお客さんが。大学で研究の対象にしたいというモニカさん。その度に作業が中断するのが、何だか言葉は違っても日本で事務所で働いている感覚とまったく同じ。着実にこちらでも自立生活センターが根づいていっています。

2012年7月20日金曜日

スタッフ会議


おはようございます。今日はここのスタッフのほとんどが休み。メインストリームのメンバーが来ての研修が終わって休みなくサンホセで、コンセホ主催の研修があったりでみんなほとんど休みなく働き続けていました。

しかし昨日はどうしても休めない大事な日でした。
ここの自立生活センターは、もうすでに介助者を募集して、研修し、すでに派遣までもやっています。運動関係でも継続的に政府や役所との交渉もつづけていて、一見するとほんとに理想的な形で活動が行われているように見えました。

しかし、少しつっこんで色々話していくと、メンバーのそれぞれが相当不満を抱えながら毎日の活動をやっていることが、日本のメンバーが来ている間に明らかになってきました。大ちゃんはじめ日本のメンバーにコミュニケーションを取ることの重要性、信頼関係の大事さ、それを実現するためのスタッフ会議をぼくらがどれくらい大事にしているかを話してもらって、これからは、部門毎にみんなばらばらにやっている作業をスタッフ会議を唯一の決定機関にして、各部門はそれに従って実行するということを確認しました。













日本のメンバーが伝えてくれたことはここまでで、後具体的なことはみなこちらのセンターの人たちに残されたわけでした。プロジェクトが始まって、事務所も自分たちの事務所に移って、ここからが本当の出発という感じになりました。

昨日話しあったことは、ほんとに基本的な事務所の運営に関することでした。すでに介助派遣が始まって、それに伴う細かい問題が噴出してはいるのですが、それは少なくとももう少しデータを集めて、月末に時間を取ってまとめて話し合うことにしました。他にももっと複雑な人間関係に関する話しもあるのですが、昨日は、ごく基本的に事務所を閉める日を決定し、それに従って年間に有給で休める日を決定しました。さらに、掃除の仕方や、細かい事務所のルールを決め、色々やることは山積みだけれども、まず足下の仕事場をきちんと回すことが大事であるという意識づけはできたかと思います。











会議の途中に、社会保険庁のウィルベルさんが来所。2月にここのみんなといっしょに話しをしたときには、色々言ってくれてはいるけれど、リップサービス的なこともあるのかなと思っていたのですが、こうして身近で話していると、ほんとにここのグループに共感して応援してくれているのがよくわかります。さらに、そのときに比べてぼくらがやっていることのコンセプトももっと伝わっていると感じました。8月の末にはメインストリーム協会に研修に行くのでそちらでもよろしくお願いします。














夜は来週日本に行くスサーナとジゼルのための送別会。先日介助者になったばかりのグスタボが本職調理師だというので、こちら風の焼き肉を焼いてくれました。ジゼルは「こんなに長い間マイノルと離れるのつらい」って泣いちゃいました。

2012年7月18日水曜日

バイバイ〜


こんにちは。いのうえです。コスタリカは今午後5時過ぎ、日本からの研修チームを空港へ送って先ほどペレスセレドンに帰ってきたところです。事務所に誰かいるかな〜って思ったのですがさすがに今日はもうみんな帰ってひっそりしています。

こちらの当事者メンバーは日本のメンバーの研修が終わって休む間もなく翌日早朝バスに乗ってサンホセでコンセホが主催する研修に出掛けていきました。日本の研修チームはこちらに残ったスサーナ、ハナ、カロル、アレックス、陽子さんに見送られて昼過ぎにここペレスセレドンを後にしました。



サンホセのバルモラルホテルでは、研修を終えたメンバーと再会。トップの写真は一夜明けた朝7時に見送りに降りてきた日本チームです。ほんとはぼくらが見送られるはずだったのに、次々にリフトタクシーに乗り込む自立生活センターメンバーに手を振ってるぼくらが何か見送ってる感じで何かへん?













というか、カレンしか見えないし。



日本チームはこの後9時半のタクシーで空港へ。滞りなく搭乗手続きも終わり、昼前には搭乗ゲートへと去っていきました。お疲れさまでした。これまでの講義と話し合いばかりの研修ではなく、ILPという実践をやってみるという新しい試みでしたが、とても新鮮だったし、新しい事務所を構えてまず第一号の自立体験ルームを使って、この地域でみんな暮らしていくんだというイメージを持てたのではないかと思いました。

コスタリカに到着して、怒濤のような日々が一段落してほっとしたような気分でもあるし、何かすかすかした気の抜けたような気分でもある。そんな気持ちでまたバスに揺られてペレスセレドンまで帰ってきました。


山に入ると雨。iPodから流れるトム・ヨークの歌声が、霧のかかった風景に妙に滲みる。

2012年7月17日火曜日

歴史の始まり


おはようございます。こちらは今、朝の10時前。日本からの研修チームのすべての日程が終わってほっとしているところです。

日本の人たちはどこかへ買い物に、こちらの当事者メンバーはサンホセへまた研修に行っていて、事務所には数人だけしかいません。静かな朝の空気が流れています。昨日は朝開所式、昼食後最後のミーティングをして全部予定が終了しました。終わったら何だかものすごく疲れていました。

さて、ここの代表のマイノルは演説好きなので、いつもけっこう大げさな表現を使って話しをするのですが、昨日は紛れなく「歴史的な」一日になったと思います。何人来るのかなかなか数が読めなかったのですが、最終的には90人ほどの人がこの開所式に来てくれました。ぼく自身はかなり前からこのグループと関わっていて、すでに色んな仕事を成し遂げていることを知っているので、ここが始まりという感じは持っていなかったのですが、公にはここがみんなにコスタリカに自立生活センターが出来たことを知らせる瞬間でした。2006年ネパールに初めて自立生活センターが出来たときに、ぼくは初めてメインストリーム協会の海外支援の仕事に関わったのですが、そのときもこれは歴史的な瞬間なんだなーと思いながらビデオを回していたのを思い出しました。

来賓は、写真左からコンセホ本部のディエゴさん、ペレスセレドンコンセホのマルコスさん、JICAの所長篠崎さんは残念ながら体調不良で欠席だったのですが、JICAからはこのグループに最初から関わってくれている張さん、地元で応援してくれているグスタボ議員、社会保険庁ペレスセレドン支部長のウィルベルさん(今度メインストリームに研修に行くことになっています)。大ちゃんはちょっとフランクの影に隠れて見えませんね。

開所式の模様はUstreamを使って生中継したので、ご覧になれた人もいると思います。ここに録画も残っているので見逃した方はチェックしてみて下さいね。





























みんな帰って後片づけも済んでみんなで記念撮影。歴史を噛みしめてる時間です。やっぱりふつうに介助の人が回りを囲んでるのがいいなー。なんとかプロジェクトが終わっても定着するようにしないとだめですね。

2012年7月14日土曜日

夜はうだうだ


おはようございます。研修3日目の朝です。日本チームのブログでフォローできていないところを補足しておきます。

町に買い物に行っていたハナ、介助者のエレナ、スサーナは6時を回った頃に帰って来ました。午後、まずATMに行ってお金を下ろして、携帯のストラップとか靴とかを買ったそうです。ほんとはパジャマを買うのを目的で行ったのですが、靴を買ったら盛り上がってしまって忘れてしまったと言っていました。

担当で同行したスサーナも、ほんとに生き生きした表情をハナはしていてそれを見ていると自分も元気になったと言っていました。自分が初めてサンホセに家族なしで行ったときに、感情が高まりすぎて、ジゼルといっしょに大泣きしたことを思い出したとコメントしていました。

夕食のことは考えてなかったみたいなので、このあとみんなでピザをとって食べました。みんなが気になっていたスサーナと介助の男の子との仲を詳しく聞きだしたり、どこどこにお化けが出るみたいな話しをして怖がらせたあと、ハナと介助のエレナを残して、みんなそれぞれの家に帰っていきました。


2012年7月12日木曜日

研修開始!


こんばんは。いのうえです。いよいよ今日から自立生活プログラムの研修が開始しました。詳しくは、研修チームが報告してくれると思うので省きますが、ぼくからの感想として、今回太田さんが来て、この講座をやってくれたのはとてもタイミングがよかったと思いました。これまで来て話をした畑くんや勝也と違って、自立生活の情報も少なく、きっちりと制度が整っていない頃に自立を始めた太田さんの個人史は、ちょうどこちらでようやく介助の制度を作っていこうとしているメンバーがやっていることとどこか重なる部分があって、みんなに参考になっただろうと思いました。


さて、先日からお伝えしているように、こちらではまさに研修が始まった今日から介助派遣が始まりました。スタッフが事務所にこれまでの個人雇いの介助者ではなく、センターで養成した介助者をつれて出勤してきて、その介助者が事務所のあれこれの仕事を手伝ってくれているのがとても新鮮でした。

コーディネーターのアレックスに先日ぼくらが使っているシフトや制度の書類について説明したのですが、今日はみんなにでき上がったシフトを利用者と介助者の人たちに配っていました。

























この町に始めてきたのは、2008年のちょうど今ごろの季節だったのですが、その頃はもちろん誰も自立していないし、自立生活を進めてもしり込みするようなコメントばかりでした。それがこの間に急激にここまで進んできたことを思うと感慨深いものがあります。

2012年7月11日水曜日

日本チーム到着!


おはようございます。サンホセは今7月11日の朝です。昨夜日本からのILP研修チームを空港にピックアップして一夜明けたところです。

ヒューストンから来たユナイテッド便は、到着が一時間遅れた上に、太田さんの車椅子が一瞬行方不明になっていたトラブルもあって、みんなそろってバスに乗り込んだのは相当遅くなってからでした。最初チラッと姿がみんな盛り上がったのですが、そこからなかなか出てこないので、ジゼルなんか「テンション下がってくる〜」って言ってました。

到着の感想は、日本からのメンバーがまた書いてくれると思うので、こちらは待っているときの風景をいくつか。自立生活が進んでるな〜って思えるのは、こちらではみんなパートナーができているんですね。知ってのとおり、ジゼル・マイノルはもう夫婦だし、ルイス・エルナンも今年結婚しました。さらに今日は、ルイス・アルベルトとウェンディも、彼女彼氏付きで迎えに来ていました。













なんだかよく知らない人たちも混じった若衆たち










さすがに、長旅でみんな疲れた表情でしたが、ホテルに着いたらとりあえずいつもの角のバーに行って腹ごしらえ。なんだかんだで1時を回ってしまってました。みなさんお疲れさまでした。今日も移動だけの一日です。夜にはペレスセレドンに到着です。













あ、太田さんの写真撮るの忘れたw

2012年7月7日土曜日

新人研修3日目!


おはようございます。いのうえです。

昨日は朝から夕方まで研修。その後日本とのSkype会議、それが終わったら事務所でささやかな打ち上げ。夜中近くにはアンドレイ夫妻と飲みに行ったのでさすがにブログを各気力も時間もありませんでした。今朝改めて事務所に来てブログを書いています。今日はこちらは土曜日で、ここまで歩いてくる間、休日特有のゆったりとした時間が流れていて、とても気持ちがいいです。

さて、昨日は新人研修の最終日、車椅子の研修をしました。午前中はコンセホの中で、基本的な扱い方を練習して、昼食後実際外に出てバスに乗って、町の中心にある事務所まで行くというコースでした。











まずぼくたちがやるのと同じように、車椅子の各部とその機能の説明をした後さっそく実際に乗って押してみることにしました。


格子を越える練習です。日本と違って思いっきり開いているので、みんながんがん落っこちてましたね。ちなみにモデルはステファニーちゃんです。


日本では探すのが難しいような砂利道がそこらじゅうに拡がってるんですね。車椅子の乗っているのはルイスHの介助者チューチョです。いつも笑っててちょっとしたムードメーカー役になってます。調子に乗りすぎてアレックスの怒られるときもありますけどね。













階段はなかったけれど、階段を抱えてあげる練習も。











部屋に戻ってベッドから車椅子への移乗練習をした後昼食。午後は実際に町に出てみました。















無事公園までたどり着いてみんなで記念撮影















最後に事務所に帰ってまとめ。その後一人一人修了証が手渡されました。みなさんお疲れさまでした。とってもいい研修でした。

3日間とおして、とてもよくオーガナイズされていたと思います。障害者が担当する部分と健常者が担当する部分がうまくかみ合ってみんなで作ってる感じがとてもよかったです。ぼくも含めてスタッフ側も最初は緊張していたし、参加者もそうだったのですが、時間とともにみんなリラックスしてきて、最後はとてもいい感じで終わりました。

コスタリカ人は新しい物好きだと言われるのですが、それは障害者の社会参加という始まったばかしの何かに自分も関われるという好奇心に満ちた表情を参加者のみなさんがしてるのが印象的でした。それと、日本で同じような研修をしてもなかなか、参加者がほんとに何を考えたり感じたりしているかを読み取るのが難しいのですが、こちらの人はみんなよく発言して意見を言ってくれるので、とても助かったし、それがとても新鮮でした。

この研修を終わって男性はさっそく週明けから介助に入る予定です。女性は、ジゼルとスサーナが日本に行っていなくなることもあるので、その後から開始することになっています。

ではでは、来週はいよいよ、日本からの研修チームがやってきますね。楽しみにしています。