2013年7月23日火曜日

「自立」とは何か、障がい者自立生活センター担当者が語る



こんにちは。

先日モルフォを訪れてくれた清谷啓仁さんの記事がオルタナSというサイトにアップされています。またチェックしてみてください。「自立」とは何か、障がい者自立生活センター担当者が語る

2013年7月11日木曜日

わけあり会議



こんにちは。後数時間後にサンホセに移動し明日ヒューストン経由で日本に帰ります。
そんなバタバタなタイミングですが、朝一から緊急でサンホセのアレックスとカルロスとスカイプで会議をしました。ちょっとわけありの会議だったので、詳細は帰ってから話しますね。

ではでは日本でお会いしましょう!

2013年7月10日水曜日

しばしお別れ



今回は3ヶ月の滞在なのであっという間でした。明日サンホセに行き、翌日の便でいったん日本に帰国します。やっとこちらの生活にも慣れたのか最近はあまり外国にいるような感覚がなくなってきてまるでずっとここに住んでたかのように思うこともあります。

ウェンディは明日朝からサンホセに出張なので今日はお昼ご飯に呼んでくれました。雨が降ってきて帰るタイミングを失ったのでしばし、まったり午後のひとときを過ごしてきました。
















今日は午前中フランクとこの3ヶ月の振り返りとぼくが不在の間お願いしたいことなど話しておきました。プロジェクトは生きものなのでこうしている間も次々と問題は起きていますが、全般的にいい方向に向かっていると感じられたこの3ヶ月でした。2ヶ月ちょっと不在にしますが、このブログもすぐに再開しますね。その間はモルフォのFacebookページであったことをチェックして下さい。

2013年7月9日火曜日

お客さんなどなど



おはようございます。

昨日はお客さんがたくさん来所。めずらしい人の突然の訪問もありちょっと特別な一日でした。

まず上写真の若者は清谷啓仁さん。JICAコスタリカ支所の紹介でモルフォの見学をしたいということでサンホセからやってきました。清谷さんは3月メキシコから始まった世界一周旅行の最中で、道中JICAがやっているプロジェクトを取材して回っています。10時半サンホセからのバスで到着しほぼ一日プロジェクトのことや旅のこれまでやこれからのことを話されて夕方またサンホセへと帰って行きました。これからパナマへ行きさらにそこからエクアドルへ飛ぶそうです。取材の結果はここオルタナSに載る予定です。















ひととおりインタビューを終えた後ウェンディとスサーナの自宅訪問と定番のコースを回って帰ったら久しぶりのこの人が。


ラウルです。モルフォの横の病院でセニョーラが2人目のお子さんを出産。ラウルにとっては通算4人目の子供になります。奥さんはここペレスセレドンの人でもともとここの活動にボランティアとして関わってたんです。フェイスブックで出産直後の写真も上がってたのでまたチェックして見て下さい。
















ジャン・デレック。シフトチェック中。コーディネーター姿も板についてきました。
じつはルイスが昨日からメキシコのグァナファトで行われている、若者を集めたディベートの研修に招待されて行っていて20日まで帰ってこないのでリオクラーロからお母さん、ジョアオも来ています。

さてお客さんではないですが、昨日から日本の研修に行く準備のためヒメネスのエリエセルくんが来ています。体験ルームに泊まって介助者との生活が始まってます。今朝はスサーナが面倒を見て書類作成をしています。


2013年7月5日金曜日

ちょっと新しいモルフォ


こんにちは。昨日の昼頃グァテマラを発ち、夜にペレスセレドンに帰って来ました。サンホセに着いてペレスセレドン行きのバスに乗って待っていると、リフトを出して準備を始めるので誰かモルフォのメンバーかな−?って見ているとウェンディでした。
帰ってきたなーと実感できてなんか幸せな気分になりました。

ウェンディとぼくは家の方向が同じなのでいつもこういうときはいっしょに歩いて帰ってくるのですが、昨夜は留守中の色んなことを情報交換しながら帰って、こうした普通のことも何か楽しいな〜と思えました。

さてぼくは7月に入って初出勤です。今週は月曜から陽子さんが来所したり、火曜日はサンホセメンバーと全国集会の準備会議、水曜はカルロス・アレックスの成果5の振り返りなど目一杯のスケジュールでした。

そんなモルフォですが、6月から少しずつ体制が変わったので帰国前にお伝えしておきたいと思います。最近は上の写真のように仕事をするのがスタンダードになりました。ルイスの横のMacがぼくの定位置ですね。じつは6月から代表がマイノルからルイスエルナンに代わりました。写真が現在の執行部。スサーナ副代表、ウェンディ事務局長というメンバーになっています。
















男子コーディネーターはもうすでに昨年から3ヶ月交代でやっていましたが、女子も今月から回すことになりました。経験の多い順に回すのでジャン・デレク→カテリン→ロサという順番でこれからコーディネーターの仕事も経験していきます。真名野くんお気に入りにカタリーナは「わたしは介助で...」ということで今回は外れました。今日はスタッフ会議があってデレがみんなの前で話したんですが、「ルイスの妻ということをあまり気にしないでほしい、門を一歩入ったら1人の仲間であるので、疑問、至らないことがあったら遠慮なく言ってほしい」って挨拶したので、ちょっと感動しましたね。



その男子は6月でグスタボがいったん介助に戻って3月までやっていたマタモロスくん復帰。右です。おそらく日本には介助者としてこのアンドレスかグスタボが研修に行くと思います。来週は日本に行くエリエセルくんがこちらにやってくるのでまた紹介したいと思います。そのままこちらに移り住むようにIMASと交渉しているので、うまくいけば初めてすでに自立生活している障害者が日本の研修に参加するかも知れません。
















そのマイノル。モルフォの代表は退いたのですが、全国組織の代表はそのままです。最近は奥の部屋に専用のパソコンを用意して仕事をすることが多いです。すぐ横にトイレもあるので便利なんですね。現在全国集会のマスコミリストを纏めている最中です。


一番奥の金庫があった部屋を会計専門部屋にして使っています。請求の時期にはここにフランクとジゼルが籠もって作業します。今日は毎週研修に行ってる会計の勉強の宿題をやっているところです。

先日もお伝えしましたが、IMASのManos a la obraという制度を使って障害者のボランティアに来てもらうことにしました。月に決まった時間を働けばIMASから補助金が出るという制度で、これまでグループに関わってくれている。ハナとホセ・ミゲルさん、聴覚障害のアルバロに来てもらうことにしました。ハナとホセ・ミゲルさんが今日は事務所に来て提出する書類を作っていました。



さらにコンセホから紹介されて来ている大学生が毎日入れ替わり出入りして、これまでのモルフォの活動を纏めてくれています。事務所はなかなかいい雰囲気になっていると思います。下の写真は最近一押しのサリーちゃんです。





2013年7月2日火曜日

グァテマラ出張編


こんにちは。昨日からぼくは今グァテマラのアンティグアという町に来ています。
先週の金曜日の夜遅くグァテマラに着いて、土曜日日曜日とホセマリアのグループを対象にコスタリカとボリビアの活動の紹介、日曜日は介助の演習をやってきました。昨日からこちらに来てちょっとした休日を過ごしてるところです。

さて2012年の2月中南米研修のフォローアップでコスタリカに集合して以来、なかなか情報が伝わってこなくどうしてるのかなと思っていたのですが、地道に活動をつづけているのが分かったので「グァテマラ出張編」としてお伝えしておきたいと思います。














金曜日は、ホセマリアとアンヘリカ、それと息子でグループの介助を一手に引き受けてるアンドレとが空港に迎えに来てくれました。

昨年から、せっかく近くで働いてるのだからこの機会を使って様子を見に行きたいと考えていて、最初はちょっとホセマリアたちに会って最近の様子を聞くくらいの気持ちでいたのですが、実際こうして行くとグループのメンバーを集めて週末を使ってみっちりセミナーをやるような感じになっちゃいました。

なので、空港について出てくると夜10時頃とかなり遅い時間だったのですが、みんなでぼくが取っていたホテルまで行ってこれまでの活動や翌日の打合せなど12時近くまで話すことになりました。

翌日はややゆっくりめに昼から、ぼくたちがやっているコスタリカの活動やさらにボリビアでフェリーサがやっている活動をパワーポイントや写真を使いながら紹介しました。会場はいつもグループが土曜日にやっているミーティングに使っている小さな学校でした。支援者が好意でいつも無料で貸してくれているそうです。















土曜日と日曜日では少しメンバーが入れ替わっていて、延べ15人から20人くらいの参加者だったでしょうか。活動の一番の問題は交通費で交通費を出したらけっこう集まるのですがなかなかそこまでの資金がないので難しいとのことでした。それでも集まった人たちはみな熱心で、ホセマリアとアンヘリカが持って帰った自立生活運動の考え方はかなりしっかり伝わっていました。少なくともここのメンバーの間では障害者に介助者は必須であるとの共通認識がありました。

昨年ホセマリアのグループはJICAとちゃんとコミュニケーションが取れず、日本の研修には人を送れなかったのですが、今年はうまくやっているようで3人の候補者を面接に送る準備をしていました。その3人とそれぞれの介助者の候補も参加していました。




翌日曜日は一日使って介助演習。10時からの予定だったのですが、アンヘリカがホテルに迎えに来てくれたのがすでに10時。まあこのへんは織り込み済みでした。

なかなか集まりが悪く、11時過ぎに始まりました。1時に昼食を挟むということだったので、まず日本で介助制度がどういう風にやられているかを歴史を含めて説明して、それと絡めて自立生活センターがどう運営されているか、普通はこちらでは廉田さんが説明するようなことを知ってもらったうえで昼食後実際に介助の演習をやりました。

こちらでよくあるのが、これは演習でごくごく基本的なことを研修ではやっていますと前もって説明しているのにもかかわらず、自分はこうやっているとみんなアピールしたがることで、その度に実演が始まります。ある脳性麻痺の人がモデルになって服の着脱をやってくれたのですが、その後これは普段自分はひとりで出来るので見せてやるって言ったのですが、ぜんぜんそれは介助演習でも何でもないので丁重にお断りしました。















それでも介助っていうのは簡単なようでむつかいしいところがあって、みんななるほどと思いながら聞いてくれなかなか盛り上がって終わることが出来ました。

ホセマリアは、例の詐欺事件もあって気持ちが落ち込んだこともあったでしょうが、気持ちを切らさずにずっと活動をつづけているので、すごいなーって思いながら2日間を過ごしていました。昨年はJICAの資金で自立生活セミナーをやったそうですし、今年も8月にコンセホの資金を使って50人規模のセミナーを計画しています。他にも色々やっているので、また帰国したら報告したいと思います。

そうそうまず報告しないといけなかったのはホセマリアは昨年11月から彼女ができて今年の12月8日に結婚することも決まっています。日本では畑くんががんばってるそうですが、グァテマラも負けてませんね。というか、セミナーほったらかしてしょっちゅういちゃいちゃしてて、ちょっとやり過ぎなのが今グァテマラのの一番の問題でしょうか。まぁ、幸せそうでけっこうなことですが(笑

ホセマリア、恋人のアンパロちゃんと。子供も元気です。