2013年12月15日日曜日

募金やってきたです!


こんばんは。ペレスセレドンは今日曜日の夜です。
モルフォのメンバーは土曜日曜と週末を使って全国集会のための募金をやってきました。
11月になってやっと資金集めに動き出し、サンホセに行って色々企業を回ってきたり先日もカルラがテレビに出て寄付を呼びかけたりしたのですが、結果はまだまったく集まっていない状況です。足りない分はプロジェクトが負担したりそれでも足りなかったらメインストリームに貸してもらうといった話しを先日のSkypeでの会議で話したのですが、少しでも自分たちの手でと、ペンキ屋さんに使った後の缶をもらってきて自作の募金箱を作り町に出て行きました。

日本で募金はやったことがあるけれどコスタリカではどんなのなんだろうといっしょに行ってみると、日本のように街頭に立って趣旨を呼びかけながら募金してくれるのを待ってるのではなく、公園のベンチに座っている人やバスターミナルでバスを待っている人を狙って、一人ずつ近づきながら寄付をお願いして回ります。目の前に来られるので少しでも入れないといけないような圧迫感はありますね。


エリエセルも新戦力でしっかり募金もやっています。今日の介助はアンドレス・リオスです。おなじみジョアオは学校がもう休みなのか、毎日事務所にいてフランクに頼まれてビデオの撮影についていったり、なんだかんだで色々手伝ってくれています。気のせいか毎日背が伸びているのかと感じるほどでかくなっています。今年の2月に会った人はびっくりすると思います。

カップルを狙えのグスタボの指示通り....













今日は公園へまず行ってそこから店舗などを回りながら市場横のバスターミナルまでのコース。ペレスセレドンは小さな町なのでしばらくやったらもらい尽くしてしまいそうですね。


帰ったらこうしたみんなで計算するのは日本と同じですね。昨日は100ドルくらい集まったらしく、こんなんだったらサンホセ行かずにここでずっと募金してたらよかったのにね。なんてことも思ってしまいます。現金を手にするとみんな元気になるので、当然この調子で今度はサンホセでとなっています。

人の数もずっと多いし、サンホセのメンバーもちゃんと巻き込めていないので何日かこうしたのをサンホセでもやると盛り上がると思います。もうあまり時間もないのですががんばってほしいです。

2013年12月9日月曜日

残り一週間になりました


こんにちは。ペレスセレドンは12月に入ってまったく雨が降らない日も出てきました。かと思えば写真のようにまだまだ雨期真っ盛りのような雨が降るときもあって、季節が移り代わっているのを実感しています。

まだ12月前半なのですが町の気分はすっかり年末でこの週末も町の公園で大きなお祭りを毎日のようにやっていました。

さて、ぼくの滞在も後一週間ほどになりました。帰国はいつもペレスを出発した後サンホセで一泊、ヒューストンで一泊してやっと10数時間の飛行機に乗り込むことができるので、なかなか日本にはたどり着かないのですが、少しずつ荷物も纏めだして帰国気分になっています。


















昨日日曜日は最近引っ越したウェンディの家でみんなでごはんをよばれてきました。
ウェンディの介助のロサがごはんを作ってくれていたのですが、こんな会話がありました。

ジェレミー「ロサんち食堂やってたんでしょ?」
ロサ「そう、でも料理してたのお母さんで私じゃない」
ジェレミー「で、なんでやめちゃったの」
ロサ「7600号法守ってなかったから営業停止になっちゃったの」

7600号法はこのブログでも何回も出てきているコスタリカの障害者機会均等法です。じっさいにはロサの店というか店の入った建物自体がバリアフリーじゃなかったらしいのですが、みんな始めて聞く話しで「じゃなんでこの仕事やってんの?」「復讐のためじゃないのか?」とか適当なこと言って笑ってました。



月曜日の今日は月に一度の地域の障害者会議。今日はアルフォンソとスサーナが司会で、新メンバーとしてエリエセルが紹介されてました。
そのエリエセル、先週はカファレルに手伝ってもらって大ちゃんにもらった車椅子を改造してました。コスタリカは道にほこりが多いから目立たない色にしたそうです。さすが元ヤンキーですね。













おまけ。今朝の一枚。日本に行った組には独特の絆がありますね。マリクルースがフェイスブックにエリエセルのことを「友だちというより兄弟みたい」って書いてたけどなんかそんか感じです。今度来るとき何かいる?って聞くと「かなこがいいー」って。相変わらず人気者だね。



2013年12月5日木曜日

カルラTV出演!


こんにちは。

先ほどは遅くまでSkype会議どうもありがとうございました。会議でも触れましたがカルラが昨日夕方のテレビに出演しました。<ここで全部見られます

テレティカといって7チャンネル、コスタリカでは一番メジャーなチャンネルの夕方の情報番組です。4年前にも同じ番組で取材されたことがあったらしく、そのときには同じ障害の弟も出演していました。残念ながら番組の直後に亡くなったそうです。

番組はカルラの生活と日本での研修のこと、最後に2月の全国集会のことにも触れられていました。チャンネルも時間帯的にも影響力が大きいのでこれで少しでも資金が集まればいいとみんな期待しています。

よかったのは、サンホセで介助者研修を受けてボランティアで介助をしているカロリーナが自立生活運動での介助者の役割をきっちり話してくれたことでした。こんな大きなメディアでこうして介助者のことについて流れたのは初めてではないでしょうか。



インタビュアのお姉さんはこうした一通りのことを聞いた後、日本の写真が映ってカルラがこれが日本のメインストリームのリーダーの人たちですと紹介したら、「リーダーも障害者なんですか?」ってありがちな反応をしてましたけどね(笑

2013年12月3日火曜日

モルフォの新しい風(研修生その後)


こんにちは。12月になってこちらの人にはそれなりに年末の実感があるようですが、日本の冬に慣れているぼくはいまいちこれで12月と言われてもしっくりきません。

写真は昨日の会議の様子です。ニカラグアの国境に近いグァナカステから帰ってきたウェンディとスサーナが報告をしています。目的は全国集会の参加者集め。手応えがあったのか会議は始終笑いながら賑やかにやっていました。

日本から帰ってきたエリエセルが昨日から本格的にメンバーとして会議にも入っています。まだこれといって役割もなく、取り急ぎ年金の住所をこちらに移す手続きをやっています。




エリエセル、日本に行く前には話しかけても頷いて答えるだけだったのに、帰ってきてからはまるで別人のようです。ふつうに話して冗談も言うし、しかも意外にちゃんとしっかり話すんですね。何となく6番目の選手だからって思ってたところもあるんですが、ルイスの補佐でいい仕事ができるかも知れないって思い始めています。楽しみです。













マリクルースも日本から帰ってきてからすぐに、介助者としてフルタイムで働いています。ちょうどずっと働いていたカタリーナが辞めたので(涙)、代わりに入ることになりました。グァナカステのツアーもウェンディの介助でいっしょに行って楽しんでこの仕事に関わっているのがよく分かってこちらも楽しみです。
グスタボは今週一週間マイノルの介助でサンホセで全国集会の準備です。カルラは来週こちらペレスに来て日本での経験を話してくれることになっています。色々問題山積みですが、こうして日本で研修して帰ってすぐにフォローできる環境があるのはやはり恵まれていると思います。
(あ、後プチ情報ですが、今月からカルロスとアレックスが別居しています。やっと自立ですね)