2014年9月26日金曜日

今週のモルフォ


3ヶ月の任務を終えて、もうすぐペレスを出発するところなんですが、今週精算の作業で忙しくブログを書く時間がなかったので、今週一週間を纏めて書いちゃいますね。

上の写真の青年はヘラルドくん、センターからタクシーでサンホセの方向に10分くらい行ったところに住んでいるそうです、先日家族から相談があって、自分が外出する間介助者を派遣できないかということだったので、月曜日にルイスが行って話を聞いてきました。モルフォの活動を説明して、毎日2時間介助者を派遣することが決まりました。資金を得るためにいつも、介助サービスを売ったらいいという話は出ていたのですが、やっと実現しました。いい話はつづくもので、2月の全国集会や先日のメインストリーム協会メンバーのセミナーにも来てくれていたカルロス・エンリケくんの家族からも高齢で介助が難しくなってきているから派遣してほしいという話があり、こちらも毎日2時間派遣することが決まったとのことでした。だんだんと介助という仕事も認知されて来ましたね。




火曜日午後から水曜日午前にかけて、JICAコスタリカ支所からいつもおなじみの張さんとモルフォ初訪問の企画調査員の中澤さんが来所。2017年にこのプロジェクトが終わった後のJICAからの支援について話がありました。ちょっとまだ具体的になっていないのでちゃんと書けないですが、モルフォに対する信頼がひしひしと感じられるありがたい提案がいくつもありました。モルフォのメンバーの自信にもなったと思います。ありがとうございました。

しばしお別れ


2014年9月18日木曜日

モルフォホームページ


日本からのメンバーも帰国し昨日から日常モードに戻って働いています。といってもこの3ヶ月の領収書を全部持って帰るので、9月の活動の整理でやや慌ただしくなってきましたが。

さて、このプロジェクトも半分を終わろうとしていますが、ようやくモルフォのホームページができあがりました。初年度からやらないといけないといけないと言われながら、グスタボあたりが出来ると言って作り始めて途中で頓挫したり、やっと頼んだ会社にお金だけ取られてまったくできあがらず詐欺みたいなことになったり、最終的にカルロスの元会社に依頼しやっと完成しました。まだぜんぜん工事中なんですがとりあえずめでたく公開されました。ブログもあるのでそのうち誰かが書いて更新していってくれることだと思います。来年くらいかな?



2014年9月10日水曜日

コスタリカ大学より学生さんの訪問


月曜日ですが、プロジェクトが始まって毎年見学に来るコスタリカ大学の学生さんたちが今年もやってきました。マリセラさんという脳性麻痺の先生がいて、自分の学生を毎年連れてきてくれます。

マリセラさんは、2008年に廉田さんとJICAの西村さんとぼくとで最初にコスタリカを訪れサンホセでセミナーをしたときからの知り合いで、自身も障害があって学内では大学が付ける介助者を使っています。ずっと自立生活運動に関心を寄せてくれていて、こうして毎年学生を連れやってきます。

この日話したのはルイスです。だいたいこういうときはスサーナがサブでついてサポートするのですが、スサーナが8月いっぱいでプロジェクトを辞めたので、この日はカルロスがサブで話をしていました。この日に限らず色々な局面でルイスのサポートに回ってこれが事務所全体の安定に繋がっています。




感心したのは、学生さんに出す昼食の準備でした。去年まではそのへんで適当に食べてたと思うのですが、今年はモルフォで用意していました。グスタボの指揮の下、学生に出す食事にそこまでするかというほどのこだわりでおいしそうなメニューに仕上がってました。おそらくメインストリーム協会が支援しているセンターの中で、モルフォが最も自立生活センターらしい仕事をやっていると思っているのですが、こうしたところにもメインストリームのDNAが根付いているようで(たぶん)、嬉しかったですね。



ペレスセレドンはどんどん降る雨の量が増えてきています。10月11月がピークでそこからだんだんと乾期に移っていきます。事務所の庭ではマンゴが終わり、今はマンダリンとマモンが取れています。明日はサンホセに行って日本からの研修チームを空港に迎えに行ってきます。みんな楽しみにしてますよ。

2014年9月4日木曜日

Feliz cumpleañoooos


今日は、リオスことアンドレス・リオスくんの誕生日ということで、昼前から彼女のカロリーナが来て料理を作ってました。和食らしく、訊くとラーメンと鶏の照り焼きだそうです。

ラーメンというか完全に何とも形容しがたいオリジナル料理になってて、色々意見も言いたくなったのですが、カロリーナが数日前から準備して一生懸命作っていたので、そこはごくりと飲み込んで。といいつつけっこうおいしかったですよ。

2014年9月3日水曜日

タマル


今日は、急な出張でルイス、ウェンディ、カルロスがサンホセに行ってます。ウェンディはそのままグアピレスのフォローアップ研修に行くことになっています。みんなほんとによく働きます。

ほんとによく働いているのですが、それに反して収入がそれに応じて増えるわけでもなく、今年度から行政の補助金もプロジェクトからの補助もなく、だんだんとセンターの金庫のお金も尽きてきたようです。

なんでそんなにぎりぎりまで、こんな状況を放っていたのかなーとも思うのですが、やっとのことで慌ててみんなで資金集めのタマル作りを始めました。月曜日に下準備をして昨日それを調理して商品に仕上げました。


















タマルというのは、トウモロコシの粉を練ったマサと呼ばれる生地にご飯、肉、野菜などを入れ、バナナの皮で包んで蒸した料理です。もともとこちらの先住民の料理で広く中南米全域で食べられその地域によって中身に色々バージョンがあります。ぼくは昔旅行中にグァテマラで食べた鶏肉を少し辛めのソースで煮たものを詰めたやつがおいしかった記憶があります。蒸して街角で売ってたりして朝食やちょっとお腹がすいたときに食べる感じです。

























包んだタマルはこうやって、火をたいて鍋で30分ほど煮て調理してできあがり。包むバナナの葉や火をおこす木材なんかは昨日介助者の人たちが山の方へ行き調達してきたものです。昼食でさっそくいただきましたが、なかなかおいしかったですね。2包みをワンセットでこれを1ピーニャって言うらしいんですけど、1ピーニャ1000コロンで売っています。売れるといいんですけどね。